トリガーポイント

寝違えやギックリ腰などの急性症状や慢性的な首コリや肩こり、頭痛、腰痛などを含め患者さんが痛みを訴える部位とは殆どが違う場所に原因があることは臨床経験上でも裏付けられます。そのひとつが「トリガーポイント」です。

トリガーポイントとは
トリガー=引き金、ポイント=点、つまり・・・「筋肉の痛みの引き金となる点
この「点」の特徴は硬結という筋肉上にできるしこりがあり圧迫すると硬結とは別の場所に痛みが再現(関連痛)されます。
例えば、こめかみ辺りの頭痛で悩んでいると肩や首のコリコリしたしこりを押すとそのこめかみの痛みが出現する場合などがあります。
原因
筋肉は物理的に疲労したり精神的ストレスで交感神経が興奮すると血流が阻害され緊張し硬くなる性質があります。デスクワークや立ち仕事、長時間ゆがんだ姿勢でスマホを触るなど日常的な姿勢でゆがみによって緊張が強くなった筋肉にトリガーポイントができやすくなります。

治療法
◆鍼治療
直接トリガーポイントに刺鍼することで虚血状態にある筋肉の血流を促し発痛物質を取り除きます。
◆整体治療
鍼治療はあくまでも一過性による痛みの軽減や除去であり、根本的なゆがみに対しては整体で施術します。

予防
日頃からトリガーポイントができない体を維持するためにストレッチや筋肉トレーニングなどが有効ですが、専門的にメンテナンスをすることがよりゆがみのない姿勢を保つことが可能であり推奨いたします。

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