寝ているときに夜中足がつって目が覚めたり運動中に足がつった経験はないでしょうか?
足がつる(こむら返り)原因
▪冷え
季節の変わり目や冬の寒い時期は体の末端が冷えやすく、朝方は特に気温が低く冷えで固まった足の筋肉に寝返りなどで刺激が入ると筋痙攣を起こしてしまいます。
▪水分不足
筋肉はミネラル成分(カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム)のバランスによって伸縮の伝達に機能しています。
激しい運動による脱水や過度な減塩による食事でミネラルが不足すると筋痙攣を起こしてしまいます。
▪筋疲労
ヒールの高い靴などで長時間動くお仕事や社交ダンスは「ふくらはぎ」に負担が強くかかるため足がつるリスクが高まります。
また、長時間のデスクワークなどで筋肉が固まることも筋痙攣の原因となります。
治療と予防
まず、足がつった(こむら返り)時は直ぐに伸ばしたりはせず筋痙攣が収まるまで動かさずにしばらく安静にしましょう。
痛みが引いてきたらゆっくりと痛む足を伸ばしていき足首や膝をゆっくり少しづつ曲げ伸ばしをします。
水分補給
こまめに水分補給をしましょう。ただし、キンキンに冷えていたり飲み過ぎには注意です。
常用的に摂取する水分としてミネラルが豊富でノンカフェインである麦茶がおすすめです。
入浴
からだを温めるためにはお風呂に浸かることが有効です。
40度前後で10分程度の入浴が推奨されていますが、あくまでも目安で体質的に個人差があるので無理をせず心地よい温度と時間で構いません。
ストレッチ
運動後や就寝前などにふくらはぎのストレッチをしましょう。
ここでは3つの体勢によるストレッチをご紹介いたします。
ご自身がやりやすい方法を選んでください。いずれもふくらはぎを狙ったストレッチになります。
片方ずつ10秒ほど伸ばしていきます。
これを3セットやります。
まとめ
足がつること(こむら返り)は日常生活で起こりえる症状です。
なかなか改善されずにお悩みの方や疑問などがございましたら当院へご相談ください。